知らないと損をする リフォーム業界の常識

施主支給に関しての説明

こんにちは、ロックです!
お家のお風呂を取り替えたい~ってなった時、どこに相談してますか?

工務店やリフォーム店、ハウスメーカーや家電量販店、ホームセンター、ガス会社・・・などいろいろ頼めるところがあると思います。

ではその人たちはどこから商品を仕入れて、工事はどこにお願いしているんでしょう??
この仕組みを知ることが、安く満足のいくリフォームを行う一歩目となります。

商流の仕組み

先ほどの答えは色々な会社を通して商品や工事を仕入れているです!
なんだそれって感じなので、図で書きます。

これはあるメーカーの実際の商流です。業者名を出すとまずいので名前は少しだけ伏せて。

一部のメーカーを除いて、お客さん(リフォームをする人)がメーカーから直接商品を購入する事は出来ません。
それどころか元請けの業者も代理店を通して仕入れる事が一般的です。

業者によっては二次代理店、三次代理店を通す事もあります。
その結果お客さんのが買う価格は、メーカーが販売している元々の価格に、業者間の利益がかなり上乗せされた金額になってしまいます。

ん?それじゃあ上の図の左下の【〇〇ハウスメーカー】とか【〇〇ホームセンター】は一次代理店から買っているから安いんじゃないの?やっぱり大手の企業だけあってさすがだな~!
って思いますよね?

確かに他と比べて複数の会社を通らないから【〇〇ハウスメーカー】とか【〇〇ホームセンター】が仕入れる金額は安くなります。
しかし大規模な会社の場合、CMやイベント等の広告代や、店舗や展示場など、他の業者ではかからない経費が発生しています。

その経費分を、販売価格に上乗せするため、結局他のが業者と同じような価格になってしまいます。

工事の仕組

それでは工事に関してはどうでしょう。

例として【〇〇ハウスメーカー】に古いユニットバスから、新しいユニットバスへの交換工事と、洗面所のクロスの張替えを頼んだとしましょう。

必要な工事は次の通りです。

ハウスメーカーのほとんどは自社で工事を行っていないので、工事を依頼する流れは大体こうなります。

あれ~なんかさっきの図と似てる気がする~
そうです当然工事費もこうなります。

これを見ると、工務店に頼めば大工工事は自分のところで行うし、解体工事も内装工事も一時下請けになるから安くなるのではと思います。
確かに一理ありますが、工務店であっても忙しいタイミングで人手が足りない場合は、大工工事を下請けにお願いする事もあります。

なんだか利益ばっかり乗っかって、おなか一杯になりますね。
商品も工事費もお客さんの見えない所で利益がもりもりになっているんです。

安く満足のいくリフォームのためのコツ

では結局どうすればいいかと言うと、費用を安く抑えるための方法は以下の3つのどれかです。

1.なるべく商流が少なく経費をかけずに、自社で多くの工事を行っている業者を探す。

今までの説明の通り、商品を購入する場合の商流が少なくて、販売するのになるべく経費をかけていない会社、工事を自社で行っている会社の方が、安くなる傾向にあります。
ただその業者の商流を確認するのは至難の業ですし、工事も毎回自社で行っているかも調べるのも大変です。

2.各工事を自分で直接頼む

工事費の自分で頼めばその分工事費を安くする事が可能です。
ただし各工事に繋がりやタイミングがあり、各工事店との念密な打ち合わせや知識を要するため、慣れている方でないとトラブルになる可能性があります。
この方法はすでにリフォーム業界に携わっていて、ある程度把握できている人向けです。

3.商品を自分で用意し工事だけを業者にお願いする(施主支給)

水回りのリフォーム工事で一番費用がかかるのは商品代になります。
そこを自分で手配してしまえば大きく費用を抑える事が可能ですし、工事を自分で直接頼む場合よりハードルが下がります。
但し自分で商品を用意して、工事だけを請けてくれる業者を探すには知識が必要です。

このブログを読めば自分で商品を用意する方法、施工業者の探し方が分かるようになります!

まとめ

リフォーム業界の特徴で、お客さんの元に来るまでに複数の会社が絡んで来てしまっています。
今の時代は自分自身で調べて、いかに安く済ませるかを勉強した人が得をする時代になっております。

次の記事では、自分で商品を用意する方法【施主支給】とは何かについて記載しています。

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